前回の記事の続きです。
中に入ると、こんな感じでした。
日帰り入浴がしたいことを告げると、
「今日は12時前になると思いますが…。」
とのこと。
なんですと…!
ホームページに、日帰り入浴は11時からだけど、
開始が遅れることもあるって書いてあったものの、
トラブル避けに念のため書いてるんだろうくらいにしか思っておらず、
全く気にしてませんでした。
雪の中バスで来て、
どこかで時間を潰すことも出来ないしどないしよ…と思ったけど、
宿の人も、雪まみれの中年女が営業前から来て困惑してる様子。
恐る恐る、待たせてもらってもいいか聞くと、ロビーでどうぞという返答が。
助かった…!
入口の米俵の後ろに火鉢と椅子があり、そこで待たせてもらったのですが、
宿泊客でもないのに小規模旅館で一人座ってるのはとても居心地が悪かったです…。
火鉢を睨みつつ、時よ早く過ぎろ…と念じていたら、
幸いにも11時30分ごろに入浴可能とのお声が。
フロントで、ホームページにあった日帰りお座敷プランを利用したい旨を告げると、
「そちらは予約制です」とのこと。
ホームページには予約制とは書いてなかったのに…涙
宿に置いてあったパンフレットには予約制とありましたが、
そんなん宿に行かへんと分からへんやん…。
先に電話して色々と確認すべきだったなあと思いましたね。
というわけで普通の日帰り入浴のお金を払い大浴場へ。
廊下に案内図が。
廊下には古い家具や、
昔の貝掛温泉の写真などが。
1882年の資料が残ってるって、すごいですね!!!!
こっちはもっと古くて1843年。
ジョン万次郎とかの時代やないですか…。
早速お風呂へ。
脱衣所はこんな感じで広々な上に床暖房付き!
じゃーん。お風呂はこちら。
手前がぬる湯、奥の小さな浴槽が熱めになっています。
奥は意外と熱かったので、ぬる湯中心で入っていたのですが、
最初は少し寒さを感じるもののずっと入っているとだんだん体がポカポカしてきて不思議な感じ。
これがぬる湯の威力か…。
日帰り入浴開始とともに入ったので1時間ほど独占状態でした。
誰もいないので、ラピュタのムスカのごとく目を押さえて、
温泉を目に染み込ませまくってきました。
ちなみに、露天風呂のあるのですが露天もぬる湯のため、
超寒くて5秒で諦めました。
降雪時の露天用に傘帽子があったけど使わずじまい。
1時間入浴した後一度服を着て、
12時から13時まではランチ営業をしている食堂へ。
普段、ご飯を大量に食べないし、気分的には蕎麦だなと思ったのだけど、
貝掛温泉の米はむちゃくちゃ美味いという口コミを見たことがあったので、
ここはあえて田舎おにぎりに挑戦。
こんな感じ。
美味い。確かに美味いけど、感動するほどではないかなという感じ。
よく考えたら、私、ツインバードの精米機を持ってて、
普段から食べる前に玄米から精米してるんですよね。
↑持ってるのはこれ。
普段から割と美味しい米を食べてるっていうのはでかいのかも。
食後のコーヒー。これ、やたら美味しかったです。
食べ終えた後は再度温泉へ。
ぬる湯なので、いつまでもつかってられます。
ぼんやりつかって外の雪を見ていると、
なんか日常の悩みとかどうでも良くなってきて、
こんな温泉入れるなんてなかなかいい人生送ってるよね~
って気分になってくるからホント不思議です。
日帰り入浴終了時間の15時まで入っていたいところでしたが、
14時30分のバスを逃すと次は16時50分ととんでもない時間になるため
泣く泣く終了。
来る時えらい目にあったので、食事の時、
帰りのバス停までの送迎を頼んでおきました。
送迎車はコチラ。
日帰り入浴でも送迎してくれるなんて太っ腹!
車内からの景色。
こんなところよく歩いてきたなあ…。
来た時の苦労が馬鹿らしくなるくらいあっという間にバス停に到着。
湯沢駅行き方面のバス停には待合室が。
送ってくださった宿の人に、
「中で待ってるとバスの運転手が気づかないので、
バスの到着時間前には必ず外で待っててください!」
と念を押されました。
まあこんなところで乗る人めったにいないでしょうしね…。
バスの待合室内はこんな感じ。
暖房などはないけど、雨風雪はしのげます。
というわけで、一人貝掛温泉日帰り入浴は無事終了。
この後数日、体調がすごく良くて、ぬる湯ってすごいなあと感動。
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さっそくこの本を買って読みました。
今回、日帰り入浴代1200円+田舎おにぎり630円+コーヒー500円のお会計で、
2330円となりましたが、2000円分は湯沢の応援感謝券で支払ったので、
現金330円のみの出費でした。
今回、初湯沢でしたが、すっかり気に入ったので、近いうちにまた来たいです。
次こそ貝掛温泉に泊まりたいですね!