先日、近所の美容皮膚科で、IPLという光治療で顔のシミ取りをしてきました。美容皮膚科でシミ取りってどんなことするの?なんてことをよく質問されるので、私の実体験とともに紹介したいと思います。
IPLてなに?
IPL【インテンス・パルス・ライト】という光治療の一種で、簡単に言うと、美容皮膚科で光を顔全体に照射するとシミがかさぶたのようになって取れるのです。IPLはたくさん種類があるのですが、有名なのを説明すると・・・
フォトフェイシャル
ルミナス社開発の機種。「ナチュライト」、「フィトフェイシャル・ファースト」、「M22」などがあり、最新機器は「M22」。IPLの総称としてフォトフェイシャルと呼んでいるクリニックもあるようですが、正確にはフォトフェイシャルはルミナス社の登録商標のため、ルミナス社の機種のみになります。
フォトRF
フォトが英語で「光」、RFは「Radio Frequency」の略で日本語では「高周波」、つまり光と高周波を使った治療器のことです。フォトRFの機種を最初に発売したシネロン社のオーロラが有名ですが、後続機として「SR」「ePlus」などがあり最新機種は「ePlus」。その他、ウルティマ社の「フォトソール」などもあります。
ライムライト
アメリカのキュテラ社開発ですが、日本人医師が開発に携わっていて、東洋人の肌質に合わせてシミのもととなるメラニンに反応するように作られています。
フォトシルクプラス
デカ社開発の機種で、従来の機器では反応しにくかった薄いシミや肝斑にも効果があるのが特徴です。
その他にも韓国のルートロニック社の「ソラリ」や、サイトン社の「サイトンBBL」、エリプス社の「エリプスフレックスPPL」、ピンポイントでしみを取るキュテラ社の「アキュチップ」などありますが、有名なのは上記4つだと思います。
どの機器をえらべばいいの?
問題はこれなんですよね。本当なら信頼できる美容皮膚科医に相談するのが一番なのですが、残念ながらクリニックで相談しても、クリニックに置いている機器しか勧めてこないのが通常なんです。ですので、私が今まで色々試した感想で言うなら、しみが濃いならフォトフェイシャルかフォトRF、しみが薄いならライムライトかフォトシルクプラス、お金に余裕があるなら最新機種、安く済ませたいなら機種の種類は問わない、というのが良いのではないかと思います。また、しみを完全に全部なくしてしまいたい!なんて人はフォトフェイシャルかフォトRFから始めて、薄いシミのみになったらライムライトかフォトシルクで根気よく続けていくとしみをかなり撲滅できると思います。
実際にIPLを照射するとどんな感じ?
よく「シミ取りって痛いの?」って聞かれたりするのですが、私個人の感想でいえば、フォトフェイシャルとフォトRFは輪ゴムで弾かれたような痛さ、ライムライトとフォトシルクプラスはほとんど痛くないです。
先月、2年ぶりくらいにフォトRFを受けたので、ブログ用に写真を撮ってみました。
▲フォトRF照射直後。フォトがしみに反応して黒くなっています。この後さらに黒くなってかさぶたのようになり、大体1週間で綺麗になりました。
▲5日後。まだ少しかさぶたが残っていますが大分キレイになりました。
お見苦しい写真を見せてしまい申し訳ありません(;・∀・)
しかも照射前の写真を撮るのを忘れてしまいました・・・次は必ず撮っておきます!
クリニック選びは?
これも悩むところなんですよね・・・。機械との相性もあればクリニックの相性もある・・と考えると組み合わせは無限にあるわけで・・・。これも私の体験から言うと、
- シミ取りは何度か通わないと効果が出ないことが多い
- 施術後は化粧をせずすっぴんで帰ることが多い
この2点を考えると自宅か職場の近くがいいと思います。ちなみに私は隣駅のクリニックに通っているので、自転車で行って施術後はマスクをして帰宅します。
お金に余裕があるなら、信用できる主治医を見つけて全部おまかせするのがいいんでしょうけど、芸能人ならともかく、一般人には難しいですよね…。
とりあえず最初は、初回は安くキャンペーンをやっているクリニックを適当に回ってみて、自分に合った治療法を探っていくのが、CP的に一番良いのではないかあと個人的には思っています。